狂った一頁

僕達を縛り付けて独りぼっちにさせようとした全ての大人に感謝します。

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アンパンマンと噛み付き2歳児(其の弐)改訂

前回の続きである。
http://pinkopanko.blog33.fc2.com/blog-entry-244.html
其の壱(ちょっと改訂版。)↑こちらのリンクからも見れます。

ある日、妻がママ友にカラオケに誘われた。
5、6名のママ友と子供たちを連れてカラオケランチをしようというのである。
ちびっこ共は好きな歌をたくさん歌って踊って、大いに盛り上がったという。
我が家の2歳児も自分の好きな曲が流れると大はしゃぎで歌い、踊り、走り回っていたそうだ。
そして、その時は突然やってきた。
よその子たち、否、“オトモダチ”が「アンパンマンマーチ」を歌い始めたとき、妻は、今まで見たことのない息子の一面を見たと言う。
息子が、今まで1、2回しか聴いたことがなかった「アンパンマンマーチ」を、然も「待ってました、俺の十八番!」というような嬉しそうな顔で他の誰よりもデカい声を出してノリノリで歌い出したというのだ。
その姿は、見よう見まねでみんなに合わせて歌っているという感じにはとても見えず、もう何年も前から歌ってますから歌詞なんて見なくても平気っすよ、ぐらいなもんだったというのだ。
とは言っても、その頃の息子は「きらきらぼし」以外の歌は、「あ」か、「い」か、「う」か、「え」か、「お」でしか発音出来ないのだけれど、とにかく、時には裏声も使い、それは見事なものだったという。

妻からの報告を受け、試しに録画してある『それいけ!アンパンマン』を息子に見せてみたところ、オープニングの「アンパンマンマーチ」が始まりるやいなや、スイッチが入ったかの如く急にご機嫌になり、歌い踊り出したのである。
以来、我が家でも『それいけ!アンパンマン』の録画の再生回数は、オリコンをチェックするまでもなく1位2位を争う存在となった。もう“ただの茶色い丸い顔”などとは口が裂けても言えない、有り難い、神様、仏様、アンパンマン様となってしまった。
ちなみに、『それいけ!アンパンマン』と上位を争うのは、『大人のピタゴラスイッチ ちょいむず編』(その中でも特に「アルゴリズム体操」)と『Eダンスアカデミー(第19回)』(その中でも特に「よさこいさんさ総踊り」と「EXダンス体操」)で、歌だけで言えば、アンパンマンよりも「アルゴリズム体操」「YOSAKOIさんさ総踊り」「Rising sun」(EXILE)の3曲の方がお気に入りの要で、時には、首筋に血管を浮き出させ、顔面を真っ赤にしながら、気が狂ったのではないかと思うほどサビの部分を永延と繰り返していることもある。そして、アンパンマンの歌の中では「勇気りんりん」が一番のお気に入りのようだ。
普通だ、まったくもって普通である。こんな筈じゃなかった。
予定では今頃、音楽はジョン・ケージ。ビデオなら『アンダルシアの犬』と『モンティパイソン』がヘビーローテーション。ダリ、キリコ、マックス・エルンストの画集が絵本代わり。そんな2歳児になっている筈だったのに。
嘘です。
でもせめて、音楽はラフマニノフとブルーハーツ。ビデオなら『地下鉄のザジ』とバスター・キートンがヘビーローテーション。マグリットとミロの画集が絵本代わり。
くらいにはなって欲しかったけど。

無理でしたね、そんな尖った教育出来ませんでしたね。
なんだかんだ突っ張ったこと言ってましたけど、いざ本物の人間を育てるとなるとビビリましたよ。
胎教CDは教科書通りモーツァルトですよ、ロックなんて怖くて聴かせられませんでしたよ。
テレビだって1歳半くらいまではなるべく見せないように努力しちゃったし。
そりゃ、普通に育ちますわな。
びっくりするくらい素直な良い子に育ってしまいましたよ。
教えた覚えもないのに、ゴミはちゃんとゴミ箱に捨てに行くし、食べ終わった食器も流しまで自分で運ぶし。
なんなんだよ、そのよい子っぷりは、 お父さんもお母さんもそんな風に育てた覚えないぞ。
最近はどうやらイヤイヤ期に突入し始めたらしく、気に入らないことがあるとぎゃーぎゃー泣わめき続けるのだが、
例えば、私が奴の肩を抱きながら、「そんな泣くなよ、ミカンはね、もう4個も食べたでしょ、だからもう無くなっちゃったんだよ。それにね、もう季節が終わったからね、〇〇(息子の名前)が食べられる小さくて柔らかいのは売ってないんだよ、売ってたらさ、買ってあげるけどさ、もうね、どこにも無いんだよ。大っきくて固い奴は売ってるよ、でもさ、〇〇は固いやつ口に入れてもさ、食べないでペッて出しちゃうでしょ。あとさ、自分の足の裏見てごらん、真っ黄色だよ、これなんでだか知ってる? 黄疸っていってね、ミカン食べ過ぎるとね、肌が黄色くなっちゃうんだよ、ほら、見てごらん、手もだいぶ黄色いよ、このまま行くと全身黄色くなっちゃうよ、嫌でしょそんなの。それにさ、食べ過ぎるとね、お腹が痛くなっちゃうよ、お腹痛くなったらさ、あとでお昼ご飯がさ、今お母さん作ってるでしょ、もうすぐさ、お昼ご飯なのにさ、〇〇さ、お腹が痛かったらさ、食べられなくなっちゃうんだよ、嫌でしょ、お昼ご飯食べたいでしょ、ね、だからさ、またさ、今度にしようね、ほら、もうすぐお昼ご飯できるからね。」といった感じで説得すると、渋々ながらではあるが納得してしまうのだ。
物分かりが良過ぎて困ったものである。

奴には俺の血が流れていないのか。
そんな落胆の日々を過ごしていたある日、その『それいけ!アンパンマン』“神回”放送日は突然やってきた。

天使の様な我が息子に「惡の華」が咲き始めた。


つづく。


※つづく…予定でしたが、忙しくしている間に旬を過ぎてしまいましたのでつづきません。。。

ちなみに、何を書こうとしていたかと言うと、
我が息子はアンパンマンよりばいきんまんが大好きで、テレビでアンパンマンとばいきんまんが戦っているのを観ると、おもちゃ入れにしているカゴに描かれたアンパンマンの顔面をガシガシ殴り始め、水を掛けるフリをしたりするってことを書こうとしておりました。
子供の移り行く様をリアルタイムで記録して行くのはなかなか大変なことですな。





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アンパンマンと噛み付き2歳児(其の壱)改訂

日本の幼児たちのアンパンマンへの支持率と、キューバ国民のフィデル・カストロへの支持率、又は北朝鮮における金正恩の支持率とでは、どれが一番高いか?
答えはアンパンマンだ。(嘘ですけど)
ちびっ子達のアンパンマン崇拝は、この国を支配するほどの影響力を持ち、コンビニ、デパート、飲食店、どこに行っても、ありとあらゆる物にアンパンマンとその仲間達がプリントされた商品が売られている。
きっと今のちびっ子達が大人になる頃には、この国は、アンパンマン党が政権を握り、総理大臣はアンパンマンになっていることだろう。
これは全くもって由々しき事態である。

生まれて此の方ずっと無党派、無派閥、無宗教、無嗜好、無意識、無味乾燥、無頼なライフスタイルを貫いて来た私にとって、アンパンマンは反発、反対、抵抗の対象でしかない。
でも何故かそんな私にも2歳の息子がいる。
我が息子には、その辺の鼻たれっ子どものように安易に流行り物に飛びつくような軽い人間にはなって欲しくない。
そう思って今までテレビで一度も『それいけ!アンパンマン』を観せていなかったし、アンパンマングッズも何一つ買い与えていなかった。当然ディズニーグッズもだ。というか、ディズニーグッズは高いから初めから選択肢に加わることはないのだけれど。
そう言えば意外だったのが、アンパンマングッズってどれもそんなに高くないのだ。「どーせ人気者のアンパンマンさんは版権料もお高いんだろうよ」なんて勝手に思っていたのだが、何もキャラクターのついていない商品とアンパンマンの絵がついた同じ商品と値段が一緒だったりする。これには子供が生まれるまで気がつかなかった。
だからお母さんは大助かりで、ちびっ子界はアンパンマングッズで溢れかえっているのだ。納得である。

それで我が家の2歳児だ。
ある日、息子のスプーンとフォークを新しく買い直すことになった。しかし店には手頃な大きさと形の物がアンパンマン柄の一種類しか無く、どうしたものかとしばし考えた。
そして私は、「我が家では今までアンパンマンについて一切触れて来なかったわけで、息子にとってはアンパンマンなど“ただの茶色い丸い顔”でしかないのだ、そうだ親の俺が気にしなければ“ただの茶色い丸い顔”じゃないか」そう自分に言い聞かせ、アンパンマン柄のスプーンとフォークを買って帰った。
それから数日後、突然息子に異変が生じたのだ。
新しいスプーンとフォークを使うようになってからも、しばらくの間息子はこれらを見ても「“ただの茶色い丸い顔”の絵が描いてあるなぁ」くらいの反応しかしていなかったのだが、その日の朝は違った。
スプーンを手に取るなり「アンアンアーン、アンアンアーン」と繰り返す息子。
私 「ん? なに? アン、アン?」
息子「アンアンアーン、アンハンアーン」
私 「ん? アンハン? アーン? アンハン……」
息子「アンハンアーン」

「アンパンマン」だった。

とうとう息子もアンパンマンウィルスに感染してしまったのだ。
妻に聞くと、最近お友達の家で録画した『それいけ!アンパンマン』を観たのだと言う。
これは避けられない事態だ。地域のつながりの希薄化などが叫ばれ、子育ての知恵や経験を共有することが難しく、周囲の手助けを求めにくくなっているこの時代に、“友好的なママ友”のお誘いを断ってまでアンパンマンを拒否することが出来る筈がない。むしろ、妻に息子と同じくらいの子供を持った親しい友達がいることに喜ばなければいけないのだ。
そしてこの時すでに、我が家のハードディクスレコーダーの中にも、『それいけ!アンパンマン』が1話分だけ録画されていたのだった。
お友達の子供(2歳くらいだと子供同士で友達という概念はまだ生まれていない様にみえるので、あえて息子の友達というよりも母親の友達の子供とする。ちなみに、親たちは、子供同士がたとえ初対面であっても他所の子のことを、“この子”とか“よその子”等とは言わず、“オトモダチ”と言う。例えば、「〇〇ちゃん、ほら、“お友達”が(ブランコに)乗ってるから後にしようね、順番ね」など。これはたとえ相手の親に聞かれた時でも角が立たないし、子供たち同士を友好的に指導する上でも最適な呼び方で、私は公園ではじめてこのテクニックを体験した時、なるほどなと感心した。)はアンパンマンが大好きで、録画した『それいけ!アンパンマン』を観せておけば必ず機嫌が直り大人しくしてくれて家事がはかどるというので、妻もそれに習って試しに録画していたのだ。
もちろん今までもNHKの教育番組『いないいないばあっ!』や『あつまれ!ワンワンわんだーらんど』『すすめ!キッチン戦隊クックルン』(それぞれの番組について語りたいこともあるのだが、それはまたの機械にしておく)など、息子のお気に入り番組はいくつも録画していて、異常に食いつきの良い“神回”はかなりのヘビーローテーションで再生している。
そうした“神回”の内容はもうほとんどど完璧に覚えてしまっているので、だんだん効き目が薄くなってきている。
だから、親は常に新しいネタを、バキバキに効く強いヤツ求めるのだ。麻薬と同じだ。

その後、幸いなことに息子は特別アンパンマンに熱を上げることはなく、たまにアンパンマンを見かけると指をさして「アンハンアーン」とちょっと嬉しそうにする程度だったので、やはりうちの子はよその子達とは違って、自分にとって必要なものをちゃんと見極められる立派な子だ、と安心したのだった。
しばらく平穏な日々が続いた。

しかしある日、事件は起きた。

つづく。
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