狂った一頁

僕達を縛り付けて独りぼっちにさせようとした全ての大人に感謝します。

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NHKの自主規制

NHKのドキュメント番組『新日本紀行ふたたび ~こけしの詩 宮城県鳴子~』を観た。
番組では、35年前の『新日本紀行』で紹介されたこけし職人・伊藤松三郎さんの息子、伊藤松一さん(81歳)の「こけし作り」の日々と、「こけし」を通して新たな町作りに取り組む人々の姿を伝えていた。

鳴子町の人々のこけしへの想いが伝わるとても良い番組だったのだが、
ひとつだけどうしても気になる点があった。

番組の中で、6人の地元中学生がこけしを作るクラブ活動の紹介をしている部分があった。ナレーションでは「こけしサークル」と紹介されていた。
私は「中学生でこけし作りとは、なかなかセンスいいじゃないか」と感心し、ほくそ笑みながらテレビに映るジャージ姿の中学生たちを観ていた。しかし、次の瞬間、一瞬目を疑う映像が映し出されたのだった。
画面に映し出された彼らの部室の入り口には、何と!


こけし部と書かれた表札が掛けられていたのだ。


「こけしサークル」と「こけし部」ではえらい違いである。
ぶ厚い木の板に墨で書かれた「こけし部」の文字。


ゆるすぎます。


「サークル」と「部」に大した違いはない。
だが、「こけし部」には、あやうさの中から仄かに漂うシュールな香りが感じられる。


6人の中学生たちは、それぞれ「物を作るのが好きだから」「絵を描くのが好きだから」という純粋な気持ちで「こけし部」に入部し、活動している。彼らは真剣にこけし作りを学んでいるのだ。


でも、こけし部員である。


ナレーションは最後まで「こけしサークル」で徹していた。おそらくNHKも、「こけし部」に漂うゆるい香りに気付いていたのだ。だから、視聴者に彼らの純粋な気持ちをストレートに伝えるには「こけし部」は相応しくないと判断したのではないだろうか。
メディアとして伝える側であるNHKのこの判断は、決して間違ったものではないだろう。しかし、私には「こけし部」が「こけしサークル」と表現されたことによって、より一層「こけし部」のゆるくあやうい感触が増幅される結果となった様に思えるのだった。




そのこけし部だが、近々学校の統廃合が決まっており、こけし部が存続するか否かは今のところ未定だそうだ。
町の文化を守るこのすばらしい部の存続を切に願っている。



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テーマ : ひとりごと。    ジャンル : 日記

Comments

< リトル・ゼ様 
ノリ悪くてご免なさいね。どうもバトンはちょっと…です。
ところで、返信の時に使う < は、 > が正しいのでしょうか?
 
わかりました。他の人にふってみまっす!
< リトル・ゼ様 
申し訳ありませんが、バトンは辞退させて頂きます。
 
全然関係ないんですが、シークレットバトン。
やってみませんか?
見ました 
自分もこけし部の番組見ました。あれ以来、たまごにこけしの顔を書く練習始めました。

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